【Vol.148】 9月の残暑!お見舞い申し上げます
更新日2023年09月15日
秋風が待ち遠しい9月、お元気にお過ごしですか。
今年は観測史上最も暑い夏となり、国連のグテーレス事務総長の「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の到来だ」という言葉が心に深く残りました。気象や環境だけでなくさまざまな面で危機感を感じることの多い世界情勢に目が離せない日々が続いています。
さて、まどかぴあは酷暑の中にも多くのお客様と共に事業を進めることができました。
おとなの楽校や夏木マリトークショーもおかげさまでチケット完売、ほっとしながらも次なる事業に向けて走っています。
この秋の大ホール事業、10月は宮沢賢治の世界です。
今年は宮沢賢治没後90年、各地でさまざまな取り組みがみられますが、まどかぴあでは大人も子どもも一緒に楽しみながら「いのち」と「食」について考える舞台をお届けします。
宮沢賢治は37年という短い人生の中で詩や童話など膨大な作品を生みましたが、生前出版されたのは2冊だけ、亡くなったあと草野心平さんたちの尽力で膨大な作品が世に出ました。詩約800編、童話約100編、その中には私たちが親しんだものがたくさんあります。
『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『どんぐりと山猫』『よだかの星』『雪渡り』『やまなし』など、そして亡くなる直前まで推敲を重ねていたのが『セロ弾きのゴーシュ』でした。