2015年07月
更新日2015年07月16日
お元気ですか!
子どもたちは夏休みを前にウキウキ、私たちおとなもいい夏にしたいものですね。
まどかぴあの夏も盛り上がりを見せています。
男女平等推進センターアスカーラのフェスティバルは8月1日、阿川佐和子さんを迎えます。チケットはあっという間に完売、欲しかったのにという声がまだ渦巻いています。
当日は、阿川さんのどんなお話が聞けるのか・・・お楽しみになさってください。
このイベントの運営は実行委員会で、アスカーラにかかわる多くの皆様が張り切って準備を進めてくださっています。本当にびっくりするくらいの行動力をお持ちで、頭の下がる思いでいます。
そして、夏の暑さに負けないくらいの盛り上がりを見せているのは「深夜放送同窓会」の実行委員会57人の方々です。こちらも様々な方々が本領発揮、部会ごとに企画を練り上げ楽しそうに準備を進めてくださっています。
本番は10月17日(土)18:00から、出演はイルカ、永井龍雲、佐田玲子、そしてRKBラジオの名パーソナリティだった井上悟さん、今年の「同窓会」の取り組みにご期待ください。
まどかぴあのギャラリーモールには広報委員会の皆さんが作られたPRのためのポップの文字が躍っています。ご覧になってください。
今年は5回目になる「深夜放送同窓会」ですが、ともに作り上げる喜びに満ち溢れていて、私自身にとってもライフワークのひとつになっているような気がしています。あの頃、中学生や高校生にとって深夜放送というのは「心のよりどころ」「恋のお守り」「勉強の合間の楽しみ」「友だちとの夢の共有」「悩みを打ち明ける相談の場」「人生の語り合いの時間」…、ですからパーソナリティはお兄さんお姉さん的存在だったのですね。あの頃、「ユーアンドミー」という番組に毎週届く2000枚近いリクエストカードに目を通しながら、リクエスト曲を選び、おたよりに寄り添うようにマイクに向かうのでした。
若かった私たちももう高齢者になり、その頃の高校生たちがやはり熟年世代になって、今本当に久しぶりに出会いを楽しんでいるということでしょうか。あの時代を共有し、夢を思い出しながら、新しい明日を想う…当日の大ホールは大きな“懐かしい”の空気に包まれます。不思議なくらい温かく、驚くほど熱くて濃い時間が流れますよ。
是非お出かけ下さい!
チケットの購入はお早めに!7月27日から友の会の方々向けの販売が始まります。
更新日2015年07月12日
お元気ですか!
博多は祇園山笠で大にぎわい、季節は本格的な夏に向かっています。
まどかぴあは、今爽やかな“アートの風”で皆様をお待ちいたしています。
飾り隊の皆さんによる七夕飾りの横の大きなガラス面に、ワークショップで子どもたちが描いた壁画が七夕気分を盛り上げてくれています。ギャラリーモールで立ち止まって大きく見上げてみてください、きっと笑顔になりますよ!
そして、多目的ホールでは「アートビエンナーレ2015」の入賞・入選作品展覧会を開催中です。(12日まで)アートのまどかぴあの原点は池田満寿夫初代館長、このまちから新しい芸術の発信をと開館当初から開催しているものです。ネーミングもこれまでの「総合美術展」から「大野城まどかぴあアートビエンナーレ2015」として新しく生まれ変わったもので、全国から278点もの作品の応募がありました。平面、立体さまざまな作品の中から選ばれた50点が展示され、多くの方々が会場でじっくり作品に向き合ってくださっています。
5日(日曜日)の大ホールでの表彰式には受賞者の方々が、県内は勿論東京、愛知などからご家族とともに参加してくださいました。引き続き、審査員の3人の先生方とのギャラリートークを行いましたが、作品の向こう側まで心が届くような素晴らしく贅沢な鑑賞の時間でした。大野城まどかぴあ大賞に輝いた埼玉県の十時宏之さんをはじめ入賞6人、入選21人の方々、そして来場者の皆様方とともに作品の前でそれぞれの作品について審査員の先生方のコメントを頂くものですが、和やかで、ちょっと哲学的で、しかもピリリと身の引き締まる思いのするようなトークが繰り広げられました。
「制作の動機とはなにか」ということを大切にしながら作品にコメントをしてくださった池田良二先生(武蔵野美術大学教授)のことばは作者へ大きなメッセージが含まれていて、次なる作品を生むためのパワーになったことでしょう。
海老塚耕一先生(多摩美術大学教授)の穏やかな表情から発されることばはまた奥深く「作品を耕してほしい」という激励が常に含まれていたような気がします。額装などの具体的なアドバイスもあり会場に集まった作者たちの頷きが印象的でした。
安永幸一先生(福岡アジア美術館前顧問)は「私はこの作品を大賞にと思いましたよ」などとストレートに表現されたり、作者に「どれくらいの時間がかかりましたか?」などの質問もあって、印象的なコメントが心に残りました。
3人の先生方のパーソナリティを感じさせることばが会場の作品に息を吹きかけたようで、作品を見る目がさらに変わってしまったから不思議です。