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館長の部屋

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[No.142] 弥生3月

更新日2023年03月01日

お元気ですか!

暖かい日差しとともに日脚も伸びて、季節の移り変わりが日々感じられるようになりました。

桜の花も開花準備の真っ最中のようです。

 

まどかぴあも、新年度に向けて様々な準備に職員一同大忙しです。

 

3月から「大野城まどかぴあ 友の会」の令和5年度のグランド会員募集がスタートします。

グランド会員、 WEB会員、それぞれのご入会でまどかぴあへの応援をよろしくお願い申し上げます。

「やっぱり入っていてよかった!」と仰っていただけるような事業を展開しなければと皆張り切っているところです。

新年度早々の、5月28日(日)は森口博子さんのトークとガンダム主題歌などのミニライブというスペシャルイベント、明るく元気なステージになることでしょう。

 

全席指定ですから、先行発売、チケット割引などの友の会特典をご利用になってお楽しみください。

チケットは一般2500円、グランド会員の方は2000円で先行発売は4月6日(木)です。

ところで、2月のまどかぴあは大ホールイベントが続きました。

23日(木・祝)の友の会イベントは信友直子監督作品「ぼけますから、よろしくお願いします。」の上映と信友監督の講演。

映像とお話しから認知症を抱える家族の内面を深く感じました。

 

「泣きながら撮った」

という一人娘の愛と

「撮ることが使命」

という制作者としての視点を交えて描かれた作品に、会場は涙だけではなく時に笑いも重なって多くのことを考えさせられた時間でした。

25日(土)は男女平等推進センターアスカーラの共生フォーラム、男女共同参画図画ポスター表彰式と教育評論家尾木ママこと尾木直樹さんの講演会でした。

 

実行委員さんとともに一年がかりで準備された事業は、子育て、人育て、多様性などを大きなテーマにして、これからの男女共同参画社会づくりを考えるものでした。

 

私も質問コーナーで尾木先生にお話を伺いましたが、

「ありのままに今を輝く。他人と比べるのではなく自分の過去と比べることから・・・」

「大人も子どもも生き延びる力を!」

など多くのメッセージをくださいました。

 

そして、どんな時も子どもを認めることが上手だったという、ご自身のお母様との数々のエピソードも深く心に残ったことです。

 

 

3月の暖かさとともにゆっくりと外へ、軽やかに歩み出しましょう。

まどかぴあへのお出かけもお待ちしています。

[No.141] 如月の風、梅の花

更新日2023年02月01日

お元気ですか!

今年は寒い冬になるという予報に覚悟はしておりましたが、先日の寒波襲来には震えました。雪の影響などはいかがでしたか。

2月の風の中で、紅梅や蝋梅の馥郁(ふくいく)たる香りが春への希望を膨らませてくれています。

 

1月の後半は大ホールに久し振りの特設能舞台、厳かな雰囲気に身の引き締まるような思いに包まれました。

 

1月26日(木)は、大野城市内9校の小学6年生の皆さんに能舞台で狂言「柿山伏」を鑑賞してもらう時間を設けました。解説付きということもあり笑いながら狂言を楽しんでいて、帰りには「とてもよかったです!」「面白かった!」という声が多く聞かれ、子どもたちが本物の舞台に触れることの大切さを再認識しました。

また、28日(土)は、長い時間をかけて準備と稽古を重ねた「つながる“まどか”能舞台」の本番でした。第一部では、ワークショップ参加者の皆さんが正装で見事な謡を披露されました。

 

 

第二部は、東京や大阪から来られたプロの能楽師による「羽衣」。アンケートには「素晴らしかった」「能楽師の方々の佇まいにも感動」「能は初めてだったが、よかった」などという声が重なりました。

まどかぴあの財産のひとつである特設能舞台がひときわ輝いた時間だったような気がします。

 

さて、まどかぴあの2月はご覧のようにさまざまな事業が続きます。

 

おとなの楽校は2月11日(土・祝)、「外食はおいしく楽しく快適に」。

 

外食を満足できるものにする、食のプロ・グルメWEB雑誌編集長:弓削聞平さんによる情報満載のお話しです。お揃いでお出かけください。

2月23日(木・祝)は映画と講演。

 

映画監督信友直子さんがご自身の両親と向き合う作品

「ぼけますから、よろしくお願いします。」の上映と講演会。

二人の暮らしを、涙で撮り続ける信友さんの思いが胸に迫ります。

 

「悲しいばかりじゃない、そこには愛がある」という言葉を噛みしめる時間になることでしょう。

2月25日(土)は、アスカーラ共生フォーラム。

 

教育評論家尾木ママこと尾木直樹さんの講演会です。

子育て、人育て、多様性などについてたっぷりお話しいただきます。

質問コーナーもあり、楽しくなりそうです。

 

2月のまどかぴあは、温かく、楽しい事業満載で、皆さまのお越しをお待ちしております!

[No.140] 癸卯  新年のご挨拶

更新日2023年01月01日

あけましておめでとうございます。

 

皆さま、お健やかに新年をお迎えのことと存じます。

日頃よりまどかぴあをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

さて、まどかぴあの玄関は新年を寿ぐ(ことほぐ)清らかな設え(しつらえ)で

皆さま方をお迎えいたしております。

 

まどかぴあのギャラリーモールの装飾を担ってくださっているボランティア

“かざり隊”の皆さんのアイデアと作業によって、

お正月らしい空間が広がりました。

その様子を北側玄関の上から眺めているのは、可愛いうさぎとリス。

 

今年は、癸卯の年、うさぎさんにも会いにお出かけください。

 

新年早々まどかぴあの事業は目白押し、

チケット完売の「 JAZZ~山下洋輔クワイエット・メモリーズ~」、

そして「つながる“まどか”能舞台」などなど。

また、2月23日の友の会 Presents「信友直子講演会&映画上映会」は映画監督信友さんの講演とお母さまの認知症の介護を記録した映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の上映です。

信友さんは老老介護の様子を泣きながら映像に収めたそうです。

お母さまを見送ったお父様は今99歳、地域の人々に支えられながら広島で一人暮らしだとか。

 

“人生は寄ってみれば悲劇、引いてみれば喜劇”

 

という信友さんの温かく心打たれるお話にはさまざまなメッセージが込められています。

2月25日のアスカーラ共生フォーラムは「アスカーラからエールを!~すべての人が心豊かに~」、

教育評論家の尾木直樹さんの講演会と皆さんの質問に答えてくださるコーナーもあります。

尾木ママの子育て、人育て、多様性についてのお話は楽しく学び考える時間になることでしょう。

 

是非お友だちやご家族とともにお出かけください。

 

今年も、まどかぴあらしい事業に向けて職員一同張り切って新年を迎えました。

皆さまのお越しをお待ちいたしております。

 

[No.139] 師走、雪月、数え月

更新日2022年12月01日

お元気ですか!

サッカーワールドカップの試合に世界中が盛り上がっている中、もう師走です。

ギャラリーモールのランタンツリー、南側広場のイルミネーションもキラキラ輝いてクリスマスモードに入りました。

 

まどかぴあでは12月の事業とともに新年に向けての動きも活発になり、スタッフは皆走り回っている感じです。

12月1日のティータイムコンサートは能楽師白坂保行さんと久貫弘能さんによる「コラボレーションで触れる能の世界」、お二人は「つながる“まどか”能舞台」のお稽古から当日の出演まで全てに関わってくださっています。

来年1月28日の『羽衣』の公演に向けて、大野城市内の4つのコミュニティセンターでのお稽古も佳境に入りました。ワークショップの参加者の皆さんは CDでの自宅練習を重ねながら、12月はいよいよ衣装合わせも始まります。

 

「とても良くなりました。皆さん、いいですよ!」と白坂先生、鼓の音が入ると皆さんの謡にも力が入ります。

私も各会場で一緒に声を出していますが、本番で80人の皆さんの謡が重なった時のことを想像するだけで、もう今からワクワクしています。当日は東京や関西からプロの能楽師の方々も入ってくださり、きっと素晴らしい能『羽衣』になることでしょう。

先日、生涯学習センターの講座でチラシとともにご案内いたしましたら、「能舞台があるの?」「1000円で能が楽しめるなんて!楽しみ!」と喜んでくださいました。まどかぴあの能舞台をまだご存知でない方も多いことから、今回は清らかで凛とした佇まいの能舞台と能公演を体感していただきたいのです。

 

この事業は、様々な“つながり”の中で生まれ大きく広がろうとしています。企業や個人の皆さまから応援のご協賛というつながりもいただきながら開催に向けて頑張っているところです。

是非、『羽衣』をご鑑賞ください。

指定席です、お早めにチケットを!

インフォメーションでは、明和電機ナンセンスマシーンコンサートのチケットを発売中、また、男女平等推進センターアスカーラの共生フォーラム「尾木直樹講演会」「信友直子講演会&映画上映会」のチケット販売も始まります。

 

また、12月17日からは「まどかのメディアート展」18日には「まどかのメディアート 座談会」を開催します。是非、メディアアートの世界をご体感ください。

 

今年も大変お世話になりましてありがとうございました。

大ホールの特定天井耐震化工事などで大変ご不便ご迷惑をお掛けいたしましたが、新しい気持ちでスタッフ一同張り切っております。

新しい年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

[No.138]日に日に秋深まり、霜月

更新日2022年11月01日

お元気ですか!

紅葉の季節、秋を彩る錦繡の山々をテレビで眺めながらどこかへ旅をしたくなりました。

 

まどかぴあでは、さまざまな改修工事が終わりに近づき、ギャラリーモールの足場解体とともに天井から明るい光が降り注ぎ始めています。

久し振りに、すっきりと見通しがよくなったギャラリーモールを歩きながら爽やかな気分に包まれました。

ウィンターイルミネーションの準備をしながら、皆さまのお出かけを心よりお待ち申し上げております。

11月9日まで開催中の「図書館へゆこう!!」には、たくさんの方々にお越しいただき大盛況です。

 

先日、その中のひとつ、赤ちゃんとその保護者向けの「おひざでだっこ〜布の絵本のおはなし会」のお部屋にいれていただきました。

 

まどかぴあの和会議室は赤ちゃんを抱っこしたお母さんたちが笑顔で集い、とても穏やかな楽しい時間でした。

ボランティアのお二人の明るく弾けるような声とともに繰り広げられる布の絵本の世界は、夢のように幸せな空間です。

私は、会場の後ろからその様子をずっと見ていたのですが、赤ちゃんはもちろんのこと、お母さんたちが楽しそうで嬉しそうで、我が子への深い愛に満ち溢れた動作はみんな同じで、幸せな光景でした。

 

若いお母さんたちの背中を眺めながら、二人の子育てに疲弊していた半世紀ほど前の私自身がよみがえってきたのです。余裕のなかった昔を思い出しながら、

 

「お母さん頑張ってくださいね!大変でしょうけれど、ゆっくりと子育てを楽しんでくださいね・・・」

 

と心の中で語りかけていました。

先日、国立社会保障・人口問題研究所の調査結果で、「“専業主婦”や“子育て後の再就職”を上回り“仕事と育児の両立が理想”という考え方が男女ともに最多となった」という新聞記事がありましたが、これから女性たちがさまざまなことに挑戦しながらのびのびと活躍できる社会環境の構築が必要です。

 

 

さて、今年も「大野城ウィンターイルミネーション2022」が11月19日から始まります。これまでも、イルミネーションや希望の灯りは開催していましたが、まどかぴあ の南側広場で3年ぶりの点灯式を行います。

今回は、イルミネーションとともに会場には子どもたちが作ったかわいいグラスデコのキャンドルライトの灯りが加わり、さらに温もりのパワーアップです。

 

ぜひお出かけください。

 

 

そして、希望の灯りや市内6カ所のイルミネーションをめぐってプレゼントも当たるキーワードラリーもご家族でお楽しみください。

 

これから寒さに向かいますが、ますますお元気にお過ごしください。

 

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