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館長の部屋

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【Vol.165】 弥生三月 春うらら

更新日2025年03月04日

 

 

お元気ですか!

 

厳しい寒波の襲来を経て、待ちに待った陽射しにやっと春の喜びを感じています。

例年よりひと月遅れで満開になった紅梅が、

        風に揺れて笑っているようでした。

 

先月2月28日は、まどかぴあ大ホールの能舞台で市内の小学校6年生全員を対象にしたまどかぴあ芸術の時間、

大蔵会の皆さんの解説付き「狂言」鑑賞でした。

遠いところは学校からバスの送迎での芸術文化鑑賞体験、みんな笑顔で大ホールへ。

 

狂言「柿山伏」の面白さをちゃんと理解して朗らかな笑い声が重なり、たくさんの質問も飛び出しました。

鑑賞後の「初めて!」「面白かった!」「楽しかった!」という元気な声とキラキラ輝く瞳に私たち職員は大きな達成感を覚えたのです。

 

3月28日から30日は小中学生を対象にした『春の自由研究「はじめての狂言体験」』を開きます。

このような子どもたちに向けての芸術文化の取り組みはまどかぴあの使命のひとつ、これからさまざまな方々へ、もっとできることを広げていきたいと思っています。

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先日、前々から探していた本『The Good Life』を図書館で見つけました。

これは、ハーバード大学成人発達研究のロバート・ウォールディンガー博士を中心にまとめられた「喜びに満ちた人生を送るための条件とは」というもの、1938年から85年近く約2600人の調査から、健康で幸せな人生を送るには何が必要なのかということが様々な分野の研究から報告されています。

 

要は「他者と積極的に関わること、良好な人間関係こそが人生を有意義で幸せなものにしてくれる」ということ。「友人の存在は人を健康にする」ともありました。

まどかぴあの事業や学習活動の場が市民の方々のグッドライフのための繋がりの場になればと、この本を読みながら考えました。私たち職員も多くの方々との人間関係を大切にしながらときめきをお届けできるよう前進したいと思います。

 

年度末の3月、職員一同、新年度に向けてさまざまな準備に取り組んでいるところです。

来年度はまどかぴあ開館から29年、30周年に向けての感謝の取り組みにご期待ください。

【Vol.164】 如月の風

更新日2025年02月01日

お元気ですか!

水仙の清らかな香りが2月の冷たい風に乗って早春を感じさせてくれます。

春待ち気分を膨らませながら、如月の寒さを乗り越えましょう。

 

まどかぴあの2月の事業から、「アスカーラ共生フォーラム」をご紹介します。

男女の自立と男女共同参画のまちづくりをめざして

さまざまな活動を繰り広げているアスカーラ、

その中でも大きな事業の共生フォーラムがいよいよ2月15日に開催です。

 

これは、実行委員会形式でアスカーラ活動団体をはじめ一般市民の皆さんの応募により企画から運営までボランティアで関わっていただくものです。

 

今回も27名の皆さんがアスカーラ職員と共に張り切って準備を進めてくださっています。

登山家で、看護師、

そして、日本人女性初8000メートル峰14座制覇を成し遂げた

渡邊直子さんを迎えての講演会、

チケットはあっという間に完売しました。

 

実行委員会で、渡邊さんに講演をお願いしたいという思いがひとつになった瞬間の

皆さんの嬉しそうな目の輝きが印象的でした。

 

何といっても、地元 大野城市生まれ、大利小学校、大利中学校、

春日高校出身なのですから。

 

大卒後看護師の仕事をしながら登山を続ける渡邊さんのパワーの源に迫ることができるでしょう。

当日はギャラリーモールや多目的ホールでバザーなどさまざまな事業を展開しています。

 

そして、是非ご覧いただきたいのが

「男女共同参画」小中学生図画ポスター・標語コンクールの入賞作品です。

こちらも実行委員さんたちの手でギャラリーモールに2月6日から展示されます。

私たち大人の“当たり前”に対して、

小中学生の皆さんが新鮮な表現で

“男女共同参画メッセージ”を投げかけてくれています。

 

 

男女共同参画の新しい風を感じてください。

【Vol.163】 あけましておめでとうございます

更新日2025年01月01日

お健やかに新年をお迎えのことと存じます。

 

 

旧年中は大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

大野城まどかぴあ職員一同、明るく元気に仕事始め、2025年のスタートです。

 

ギャラリーモールには大きな凧が舞い、

紅白のオーガンジーで皆さまをお迎えいたします。

まどかぴあは、今年開館29年目、来年はおかげさまで30周年を迎えます。

 

皆さま方に支えていただいたこれまでを振り返り、

さらにパワーアップした施設にならなければと、

皆張り切っております。

インフォメーションは、3月22日開催の戯曲音劇「銀河鉄道の夜」の

チケット販売で大忙しです。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を題材に、人気声優3名の朗読と、

ドビュッシーの「月の光」やリストの「ラ・カンパネラ」などのクラシックの名曲との

コラボレーションという素晴らしいステージになります。

 

 

よいお席はお早めにどうぞ。

4月は三遊亭圓歌独演会(共催)など、さまざまな企画で

ご来館を心よりお待ち申し上げております。

 

2025年が、皆さまにとって明るくよい年になりますように。

そして、まどかぴあとのお付き合いもどうぞよろしくお願い致します。

【Vol.162】 今年もお世話になりました

更新日2024年12月13日

お元気ですか!

 

遅い紅葉を楽しみ落ち葉を踏み締めていたら、

あっという間に冬の到来です。

 

          

福岡県にはインフルエンザ注意報が出るなど、

風邪の季節にもなりました。

しっかり食べて、十分な睡眠、乾燥対策など

風邪予防に努めたいものです。

 

街はクリスマスイルミネーションに輝いていますが、

大野城ウインターイルミネーション2024もお楽しみいただいていますか?

今年は新企画、イルミネーションの写真をInstagramに投稿すると

抽選で素敵なプレゼントが当たるというお楽しみつきです。

 

参加団体による希望の灯りを撮影してお寄せください。

 

メールでも大丈夫、詳しくはホームページをご確認ください。

まどかぴあ館内はふわりとやさしい灯りのランタンツリーなどでクリスマス気分を包みこみます。

この大きなランタンは、青森ねぶた祭の灯籠の製作者でもある作家さんが作ってくださったオリジナルツリーです。

 

ぜひ、この温もりをごゆっくりお楽しみください。

飾り隊の皆さん制作の緑のサテンに赤いリボンツリーも人気です。

子どもの頃、ワクワク心躍らせたこの季節、

 

大人になってすっかり忘れたいたことをゆっくり思い出してみたり、

 

今の自分をちょっとだけ褒めてみるのもいいでしょう。

私も、先延ばしにしていたところをきれいに片付けて、

赤いシクラメンをたくさん植えてみようと思っています。

 

皆さま、今年もお世話になりました。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

新しい年もまどかぴあをよろしくお願い致します。

【Vol.161】 まどかぴあ「図書館へゆこう!!」

更新日2024年10月30日

お元気ですか!

実りの秋、まどかぴあのギャラリーモールは、秋の色づきです。

 

さて、読書の秋ですね。

昭和22年から始まった読書週間、その由来は

「夜の灯りに親しんで書物を広げよう」という中国の漢詩を

夏目漱石が小説『三四郎』の中に引用したこと、

それから、秋に読書をというイメージが一気に広がったといわれています。

 

 

読書週間とともに、まどかぴあ図書館では

「図書館へゆこう‼」を開催中。

 

<ことばあそび>をテーマに11月10日までさまざまなイベント満載です。

その中でも、

館内展示の「ことばの箱推し」の企画に感動して写真入りのレポートです。

 

 

まず、図書館入り口に「ことばの箱推し」が並んでいて、

 

「なるほど!」ばかりです。

ワクワクしながらことば探しの旅へと館内をぐるぐる。

 

「ことばあそび」、世界には7000もの言葉があるとか。

「ことばクイズ」も面白い!

 

こちらは、まさに「ことばの箱推し」!

 

館内に緑やピンクの「箱」がいくつもあり、

その中に元気になれることば「名言」の本が並んでいて、

お気に入りのことばが見つかったら・・・

 

 

 

記念にこんなかわいいしおりがもらえるのです。

 

ソワソワ「お楽しみ袋」のコーナー。

 

早速ひとつ選んで借りることに。

赤ちゃん用から、さまざまあります。

 

英字新聞の包装紙を開くと、出てきたのは『ことば図鑑』。

 

知らないことばにたくさん出会いました。

 

読み進むほどに楽しくて、肩の力がふっと抜けるような時間です。

 

 

そして、「図書館へゆこう‼」のチラシの隅に   

見つけたのは、アインシュタインのことばです。

 

 

 

「生きていくことは、自転車に乗るようなものです。

 

バランスを保つために、ずっと漕ぐ必要があるのです。」

確かに、自転車は常に漕いでいなければなりません。

私も、時に立ち漕ぎをしなければ前に進まないことが多く、それが生きていくこと、

などと、改めて心に沁みることばを受け入れました。

 

 

図書館スタッフの努力で素敵なことばあそびの空間が広がっていて、イチ推しです!

ことばのシャワーを浴びるような時間をごゆっくりご堪能ください!

 

 

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