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館長の部屋

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[No.135]8月、百日紅と蝉時雨

更新日2022年08月01日

お元気ですか!

この夏も酷暑、そして新型コロナ第7波という厳しい現実に直面しています。

 

そのような中、大変悲しいお知らせです。

まどかぴあの佐藤陽子名誉館長がご病気のため7月19日にお亡くなりになりました。

 

池田満寿夫初代館長のパートナーとして、まどかぴあのスタートから私どもとともに歩んでいただき、さまざまな面で大きなお力を発揮してくださいました。特に、市民の皆さんの拍手が鳴り止まなかったヴァイオリンコンサートや版画ビエンナーレなど、心に残る思い出のシーンが蘇り、深い悲しみと感謝の気持ちに包まれています。

今年の版画ビエンナーレにも審査員として6月に2度まどかぴあに来られ、受賞者の方々へは厳しくも温かいメッセージで次なる作品を生むためのパワーを与えていらっしゃるお姿が印象的でした。

 

世界的なご活躍とともに、純粋で愛らしい天才少女そのままに大輪の花だった佐藤陽子名誉館長のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

まどかぴあでは、佐藤陽子名誉館長のご逝去を悼み、1階の「情報の森」に記帳所を設けさせていただいております。

 

 

8月のまどかぴあでは、完全なコロナ対策とともに粛々と事業を行っております。

 

図書館やさまざまな事業にお子さん連れのご家族の姿が多く見られますし、7月の男女平等推進センターアスカーラ「わくわくひろば」の子ども市では入場制限つきでしたが大賑わい、まどかぴあの館内にお子さんたちの明るい声が響くことの幸せを改めて感じました。

 

夏休みのまどかぴあでは、紙のどうぶつえんをはじめ生涯学習センターの講座や図書館のおはなし会などお子さん向けの事業を多く展開しています。

さて、文化芸術から新しい取り組みである「まどかのメディアート」のご案内が始まっています。九州産業大学芸術学部教授の黒岩俊哉先生のコーディネートで「メディア芸術」を満喫できる5つの講座が始まります。9月から、ワークショップ「デジタルマンガにチャレンジ!」でスタート、小学校5年生以上の皆さんの参加を募集中です。

マンガ、アニメ、映像、テクノロジーを駆使したアートなど5つのプログラムに、どんな方々が来てくださり、どんな展開になるのか、とても楽しみです。

このところ、新しい時代の変化に乗ることの大切さをしみじみ感じていますが、先日のまどかぴあ 市民大学「おとなの楽校」1時間目の講師である九州最古の八女提灯伊藤権次郎商店の8代目伊藤博紀さんのお話にもその新しい挑戦への勢いがありました。

 

私たちがこれまで抱いていた八女の盆提灯や祭りの提灯のイメージを遥かに超えた新しい取り組みがすでに始まっています。提灯という日本の灯りの文化を世界に向けて発信、ディズニー映画の演出の中にまで八女提灯がずらりと並んでいたというお話には驚きました。

 

提灯業界の変革に向けてその可能性を無限に広げるパワー、32歳という若さと柔軟な発想力に満ち溢れた伊藤さんのお話は、固定観念を覆すことが苦手な私にとっては衝撃的でした。

 

コロナ禍というパンデミックのなかで私たちは急激な変革の嵐に見舞われ、デジタル化は急速に進み、働き方を含めさまざまな分野で多様な変革が広がっています。新しい環境の中で生きていくために常に学び進化しなければと自らに言い聞かせているところです。

 

まどかぴあの取り組みは、さまざまな世代の方々と共に広がらなければなりません。これからの各課の事業にご期待ください。そして、皆さまのご参加をお待ちしています。

[No.134]もう!夏がきた!

更新日2022年07月01日

お元気ですか!

記録的に早い梅雨明け、厳しい暑さとともに本格的な夏に突入です。

まだまだ体が暑さに慣れていないから大変ですが、水分補給で熱中症予防しながら頑張りましょう。

 

さて、まどかぴあの7月はお楽しみがいっぱいです。

ギャラリーモールは天井耐震化工事のための足場が組まれちょっとした迷路のようですが、それを潜り抜けていただき多目的ホールへとお越しください。

「第13回大野城まどかぴあ 版画ビエンナーレ」入賞・入選作品展の会場です。

全国から205点の応募があり、入賞者5名、入選者41名の方の作品が選ばれ、迫力のある素晴らしい展覧会場になっています。

 

遠く北海道や関東などから表彰式に出席していただいた受賞者の方々が、ギャラリートークの中で審査員の池田良二先生、古本元治先生、そして佐藤陽子名誉館長から作品の感想や詳しいアドバイスを真剣に聞いておられる光景はとてもいいものでした。きっと皆さんの制作意欲がさらに膨らんだことでしょう。

 

まどかぴあの初代館長だった池田満寿夫という世界的な芸術家の功績を伝えるとともに、版画芸術の振興を図るために開館当初から続いている「版画ビエンナーレ」、会場には池田満寿夫作品も並んで、今でもご本人がそこにいてくださっているような不思議な懐かしさに包まれました。

 

涼しい会場で、ごゆっくりお楽しみください。7月10日までです。

 

さて、例年お楽しみいただいております まどかぴあ 市民大学「おとなの楽校」がいよいよ7月23日にスタートします。

1時間目は、「世界に通用する日本の工芸品」八女提灯です。

九州最古の提灯屋である伊藤権次郎商店の8代目伊藤博紀さんに提灯や道具とともに熱く語っていただきます。ディズニー映画の演出にも使われた八女提灯の可能性を感じていただけるはずです。お友達を誘って是非お越しください。

 

また、「能『羽衣』を謡おう」ワークショップへの参加のお申し込みが増えています。

各コミュニティセンターで10月から3回ほどお稽古をしていただき、来年1月にはまどかぴあの能舞台でプロの能楽師の方々とともに謡うという楽しみが待っています。小学生から80代の方々が「声を出して頑張ってみる」「初めてだけど楽しみ」「子どもと伝統芸能に触れてみたい」などとおっしゃっています。

詳しいスケジュールなどはアテナやホームページでお確かめください。

まずは、近くのコミュニティセンターで開催する8月のオリエンテーションをのぞいてみてください。そして、お早めのお申し込みをお待ちしています。

[No.133]6月の雨と紫陽花

更新日2022年06月01日

お元気ですか!

紫陽花の色づきとともに、暑さと雨の季節がやってきました。

この夏もラニーニャ現象の影響で厳しい暑さになるだろうという予報に少々気が重くなりますが、水分補給しながら夏に立ち向かう体力をつけましょう。

 

まどかぴあでは6月から大ホールと一緒にギャラリーモールやシティプラザの天井の耐震化工事が始まりますので、館内の移動に少しご不便をおかけするかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

さて、まどかぴあ 市民大学「おとなの楽校」のチケット販売がスタートします。

 

今年の「おとなの楽校」は、全体を通して温かく優しく幸せな講座をお届けできそうです。

「八女提灯の灯りとともに」「幸せな着ぐるみ文化の発信」「動物の視点からの幸せについて」「外食文化をもっと楽しむコツとは」という楽しいラインナップです。

1時間目は、博多祇園山笠などの提灯を手がける九州最古の提灯屋、伊藤権次郎商店の8代目伊藤博紀さんに八女提灯や提灯作りの道具とともに世界に通用するその技術についてお話ししていただきます。ディズニー映画の演出にも使われた「提灯」の可能性を、会場でその幻想的な灯りとともに感じてください。

 

2時間目は、宮崎から世界に向けて年間約200体の着ぐるみを製作し、国内にとどまらず海外へも発信中。何と大野ジョー君も生まれた KIGURUMI.BIZ株式会社の着ぐるみ文化についてのお話です。働きやすく社員は女性ばかりという会社の社長加納ひろみさんに「大野ジョー」の誕生や海外に向けての取り組みなども伺いましょう。

 

3時間目は、話題の大牟田市動物園の園長椎原春一さんの登場、動物の視点から考える「幸せ」についてお話ししていただきます。動物たちも人間と同じように感じているはずの苦しみや喜びについて、科学的なお話も含めて語っていただきます。この日はお子さんたちも一緒に聞いていただきたい内容ですね。

 

4時間目は、長かったコロナ禍の日々我慢していた外食にそろそろ出かけたくなるお話です。「もっとおいしく快適に」と、食の雑誌『ソワニエ』の編集長だった弓削聞平さんに、よいお店を見分けるポイントやよいお客であるためのコツなどをお話ししていただきます。おいしいものを楽しむ幸せを改めて考えましょう。

 

場所は、多目的ホール

時間は、14時から15時半

授業料は各回500円、インフォメーションで発売します。

 

お友だちとご一緒にお出かけください!

[No.132]5月、新緑輝いて

更新日2022年05月02日

お元気ですか!

5月の風の中で、山の緑がぐんぐん膨らんでいます。

若葉のエネルギーに負けないように頑張らなければと思う今日この頃です。

 

まどかぴあの5月の情報誌「アテナ」をごらんになりましたか。

表紙の能舞台はまどかぴあの大ホールの舞台上に組み立てたものです。まどかぴあに能舞台があることをご存知の方もいらっしゃると思いますが、能舞台を持っている公共ホールはめずらしくまどかぴあの財産のひとつでもあります。これまでも一般的な能公演などを行ってきましたが、今回は久しぶりに能舞台を立てプロの能楽師とともに地域の方々が謡(うたい)で参加していただく「つながる“まどか”能舞台『羽衣』」を企画しました。

 

そこで、「能舞台ワークショップ 能『羽衣』を謡おう!」のご案内です。

ワークショップは、能楽師の指導のもと地域の小学生以上の皆さんに能の謡を練習していただくものです。さまざまな世代の方々が4つのコミュニティセンターでお稽古を重ね、本番の舞台で謡を各地域のパートごとに披露していただく予定です。謡曲経験者はもちろん未経験の方々も大歓迎です。

「羽衣」は、中学2年生の教科書にも載っている、有名な羽衣伝説をもとにした能の演目です。中学生の皆さんも参加してくださったらいいなと思っています。

 

それぞれの地域で続くお稽古の中で世代間のつながりが生まれ、来年1月の本舞台では4つのコミュニティのみなさんがさらに大きくつながって、能舞台「羽衣」が実現できればと願っています。

ワークショップは、8月のオリエンテーションから始まり12月までに3回のお稽古を予定しています。オリエンテーションでは、能についての基本的なお話や謡についてなど詳しく説明します。興味のおありになる方はぜひお出かけください。お稽古は、能楽師の方々がどなたにもわかりやすく指導してくださいます。

日本を代表する伝統芸能「能」に触れていただく絶好のチャンス、ご参加をお待ちしています。

 

募集は、6月2日から7月22日まで。

詳しいスケジュールや参加方法などは、情報誌「アテナ」やホームページでご確認ください。

まどかぴあは、5月23日から11月30日にかけて特定天井耐震化工事のため大ホールが使用できなくなります。

そこで、まどかぴあから地域に出かけて皆さんとともに事業を作り上げる市制50周年記念の新しい取り組みです。リニューアルしたまどかぴあ大ホール能舞台での「羽衣」と「高砂」大連吟にご期待下さい。

[No.131]4月になれば・・・

更新日2022年04月01日

お元気ですか!

春の花々が咲きそろい木々は緑へ、エネルギーが満ち溢れる季節になりました。

 

しかし、新型コロナウイルス感染状況、ウクライナ情勢、福島県沖の地震後の電力逼迫警報、北朝鮮のミサイル発射など、ニュース番組から流れる情報に心沈み落ち着かない日々が続いています。

それぞれの事態が好転し、少しでも良い方向に進みますようにと願う4月のスタートです。

 

そんな中、さまざまな場面で新人さんたちが歩み始めました。

新しいスーツに身を包んだ新入社員、真新しいランドセルを背負った新一年生など、ちょっと緊張気味の表情に出会うと、「頑張って!」と声をかけたくなります。そして、自分自身の新人時代を思い出す時期でもあり、懐かしくて甘酸っぱい気持ちになるのです。

 

私共も新人さんを迎えて新年度のスタート、職員一同張り切って事業に取り組んでまいります!

今年度も、まどかぴあとのお付き合いをよろしくお願いいたします。

さて、4月1日にまどかぴあ 北側玄関横にオープンしたのは「情報の森」です。まどかぴあだけではなく大野城市や近隣の気になる情報をギュッとあつめた「情報の森」、ここに入っていただくと森林浴ならぬ“情報浴”の場になるはずです。チラシやポスターだけではなく映像も含めて多様な情報の中から学びや楽しみに向けての心のスイッチを「 ON!」にしてください。

さらに、ご要望の多かった池田満寿夫初代館長の作品にも触れていただけるコーナーもあります。生きた情報満載の「情報の森」に是非探索にお出かけください。

その中でも、イチオシの一つが5月1日の「九州交響楽団 名曲コレクション」です。

“ジャジャジャジャーン”のベートーヴェン交響曲第5番ハ短調「運命」より第一楽章でスタートするプログラムはトークとともに名曲ばかりが次から次へと登場します。「知ってる曲!」「大好きな曲!」と、多くの方々にワクワクしていただけるプログラムです。モーツァルト、スメタナ、ビゼーまで「オーケストラで召し上がれ!」、クラシックの素晴らしさを九州交響楽団の迫力ある演奏でご堪能ください。

 

さらに、5月15日の日曜日は、串田和美さんの一人芝居バージョンの「月夜のファウスト」です。コロナ禍で多くの劇場が休館になった中、公園の四阿(あずまや)で誕生した作品をまどかぴあ 小ホールでお楽しみください。串田さん自身の作・演出・出演の舞台は、きっと心に響くことでしょう。

チケットは好評発売中です。

お早めにどうぞ。

皆さまのお越しをお待ちしております。

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