2015年04月
更新日2015年04月28日
お元気ですか!
まどかぴあの窓から眺める山々は新緑に輝いています。
美しい緑で山全体がふわーっと膨らんでいるようです。
行楽の季節、5月の花や緑陰の心地よさを楽しんでいらっしゃる方も多いことでしょう。
さて、ちょっと個人的なことですが、
私どもまどかぴあの文化芸術担当の職員と一緒にでかけた小さな旅の報告をさせてください。
みんなで、あの“SL人吉”に乗ったのです!
今やプラチナチケットといわれるくらい手にすることが難しい切符は「人吉駅」から「一勝地駅」までのもの、
約20分ほどのショートトリップに私たちはもう子どものころに戻ったような興奮を味わいました。
”SL人吉“は、大正11年に製造されたSL58654号機、
昭和50年に廃車後63年に”SLあそBOY“として復活、
その後引退したものの肥薩線全線開通100周年に合わせて平成21年に復活したものなのです。
その復活は水戸岡鋭治さんのデザインによって、
さらに懐かしく、さらに新しく、ますます輝いたものになりました。
それはそれは素晴らしく、客室の椅子やテーブル、展望ラウンジ、ビュッフェ、
すべてが旅の喜びを教えてくれるものであり、
出発の汽笛とともにみんな子どもに戻ったように大きな歓声を上げました。
列車に乗っただけでうれしい!などという感覚は本当に久しぶりでした。
もう一つ興奮したのは、私たちを見つめる沿線の鉄道ファンの皆さんの視線とカメラの列なのです。SLファンノ皆さんにに向かって、私たちはちょっと自慢げに手を振りながら幸せを感じたものです。
列車をこれほどまで輝く存在にしてしまう水戸岡鋭治さんとは
どういう方なのでしょうか。
長年憧れていた水戸岡さんが
やっとまどかぴあに来てくださることになり、大喜びのまどかぴあスタッフです。
是非多くの皆様にお越しいただきたいと願っています。
さまざまな分野のデザインを手掛けながら、
列車のデザインにも関わることになったお話や、
その思いなどを聞かせていただきたいですね。
全国の鉄道ファンに愛されているJR九州の列車の話、
日本初のクルーズトレイン「ななつ星IN九州」、
そのデザインが生まれるお話は興味深いものでしょう。
鉄道ファンの方々は勿論、デザインを学ぶ学生さんたちにも参加して頂きたく、お待ちしています。
日時は5月16日(土)、14:00開演/13:30開場です。
更新日2015年04月10日
お元気ですか!
花から新緑へと、美しい季節の移り変わりに心が躍ります。
まどかぴあのギャラリーモールも飾り隊の皆さんの手によって、緑の空間に衣替えになりました。爽やかな風が吹き抜ける中でみなさまのお越しをお待ちしております。
さて、4月4日、夕方大ホールでの秋山幸二さんの講演会はおかげさまで大盛況でした。
ソフトバンクホークス監督時代は胃薬が手離せなかったという秋山さんも、会場の皆さんの笑顔に包まれて終始リラックスしていいお話をたくさん聞かせてくださいました。
会場には野球少年の姿も目立ちましたが、ステージ上での福岡大野城ボーイズや御陵中学の野球部の皆さんへの指導は的確で、アドバイスの度にその変化が表れて会場から大きな拍手がわき起こりました。
そして、少年たちを指導する秋山さんの表情が温かく優しくて、横で見ていて幸せな気持ちになりました。
「どうしたら、いい球が投げられますか?」
「いいバッターになるためにはどうしたらいいですか?」
という中学生の質問に、
「普段からボールとともにいること、ほらこんな風にいつもいつもボールを持って・・・、テレビを見ているときも手の中にボール、遊ぶようにボールと一緒・・・」
「ほら、向こうにバッター柳田がいるよ、さあ柳田に向かって投げてみる!正面向いて!」
ステージ上の野球教室はいいムードでした。
精華女子高校のソフトボール部の小磯監督が持ってきてくださったバットを使っての指導には、会場中が一つになってその一挙手一投足に見入ったのです。
それぞれのプロ野球ファンにとっていい時間を過ごしていただいたようで、ホッとしたことです。
熊本県八代市出身、子供のころから田んぼでずっと遊んでいたという秋山さん、そのずば抜けた身体能力の源はそこにあるのかもしれません。監督勇退後は現役復帰も大丈夫!という声が飛び交うほどのパワーで、これからの野球界に爽やかな風を送ってくださることでしょう。
さて、これから様々な事業のチケットがインフォメーションに並びます。
JR九州の「ななつ星in九州」のデザインなどを手がけられた水戸岡鋭治さんの講演会は500円で発売中です。
鉄道ファンだけでなく、デザインとまちづくりについてのお話もきっと興味深いものになることでしょう。
デザインを学ぶ学生さんや行政の方々にも是非お越しいただきたいと思っています。