2023年10月
更新日2023年10月26日
お元気ですか!
金木犀の香り、風に揺れる秋桜を楽しんでいるうちに、
秋がどんどん深まっていきます。
まどかぴあの秋は「図書館へゆこう!!」の事業とともに季節が動いてゆく感じです。
11月9日までの3週間、工夫を凝らした内容のイベントが
いろいろと繰り広げられています。
私は、先日「岩手の言葉で聴く~賢治作品と昔話」に参加して深い感動に包まれました。
宮園智子先生の語りは温かくやさしく、
小ホールいっぱいのお客様と共に、懐かしい昔話と宮沢賢治の作品を聴きながら
気持ちの良い東北の空気を纏うような時間だったのです。
まるでフランス語のようだといわれる東北弁、
その柔らかい濁音がまた耳に心地よく、
思わず「んだ・んだ・・」なんて心の中で呟きながらお話に聞き入っていました。
昔話に続いて「注文の多い料理店」そして、語りの最後は、「雨ニモマケズ」、久しぶりに宮沢賢治の世界にどっぷり浸かることができました。
宮園先生は岩手県釜石市出身で現在は福岡市城南区在住、ふるさと岩手の方言で、東北の昔話や宮沢賢治の童話を学校や公民館などで語っておられます。
また、ゆっくり東北弁の語りを楽しませていただきたいと思います。
まどかぴあは秋から冬へ、東儀秀樹さんのコンサートや演劇などさまざまな事業で
皆さまをお待ちしております。
朝晩の冷え込みと昼間の気温差が大きくなりましたが、
お元気に気持ちのよい季節をお楽しみください。