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【Vol.154】 弥生3月、春うらら

更新日2024年03月14日

お元気ですか!

余寒に震える日もありましたが、ようやく春うららの暖かさがやって来ました。

春のまどかぴあは、“子どもまんなか”の事業からスタートしました。

「育児休業をただの思い出づくりにせず、いちから全部やってほしい」

「育児休業の本質は取得率ではなく

家事や育児をちゃんとやるかどうかだ」

という、つるのさんの言葉には体験者ならではの説得力がありました。

 

「子どもとともに幸せな未来を」について

「みんなで子育てをしよう!」というメッセージができたと思います。

市内大野城の小学2年生全員を対象にしたまどかぴあ“芸術の時間”「音楽と朗読『スーホの白い馬』」は、2日に分けて大ホールで開催しました。

 

学校からバスなどでまどかぴあにやってきた子どもたちにモンゴルという国を体感してもらえるよう、ギャラリーモールに住居のゲルを組み立てて出迎えました。

「これが、モンゴルの人の家?」移動を繰り返す住まいゲルを見て驚く子どもたち。

 

そして、大ホールに入って、「わあー、すごい!」という声が響き、『スーホの白い馬』の朗読とモンゴルのお話、馬頭琴の演奏など、まるでモンゴルの大草原にいるような時間を過ごしてもらいました。

モンゴルについての詳しい説明をしてくださった馬頭琴奏者のドランさんは

「大きなホールで演奏等を体感した子どもたちは興味津々。目が輝いていました!」

と反応の良さに感動の様子でした。

 

改めて教科書の『スーホの白い馬』を読み、世界地図の中のモンゴルを見たとき、子どもたちの想像力がさらに広がるに違いないと体験学習の大切さを改めて感じたことです。

まどかぴあでは、学校のカリキュラムとは異なる新しい世界との出会いが子ども達の感性や創造性を豊かにすると考え“芸術の時間”を各学校に届けています。

アーティストと交流する特別な体験を通じて子どもたちの想像力や表現力を育むことを目指して、今年度は、市内小学4、6年生を対象に各学校に「民族音楽(アフリカンパーカッション)」「身体表現(ダンス)」「伝統芸能(狂言)」などを届けました。

 

勿論、新年度のプログラムも企画中です。

そして、3月16、17日は生涯学習センターの定期講座発表会です。

 

大ホールでのステージ発表をはじめ、まどかぴあの1、2階は作品の展示だけでなく販売も充実していてとても楽しい催しです。

ぜひ、ご家族お揃いでお出かけください。お待ちしています。

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