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2019年03月

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2019年03月

[No.95]花咲く春に向かって

更新日2019年03月13日

 鶯の鳴き声が聞こえてきました。そして、その声にこたえるように花々がその蕾を膨らませています。福岡は全国で一番桜の開花が早いという予報で、ワクワク心が浮き立ちます。みなさんのお近くの桜の花芽はいかがですか?

 

まどかぴあも新しい年度へ向かう心構えの真っ最中です。

どうぞ新年度もよろしくお願いいたします。

 

3月は、「草野仁 講演会」、「さだまさしアコースティックコンサート」や、「ティータイムスペシャルコンサート」、「シネマランド特別企画“樹木希林 特集”」など、とても賑やかなことでした。

すべて大好評でホッとしているところです。

 

男女平等推進センターアスカーラ第2回男女共生フォーラムでご登壇いただいた草野仁さんは、その笑顔とお人柄で会場の方々の心を和ませてくださいました。男女共同参画についてのお話も、メディア現場の変遷を通して女性の活躍を具体的に語ってくださいました。

 

さだまさしさんは相変わらずのトークと楽曲の数々。会場は笑いに包まれ時には考えさせられることも…。そしてその素晴らしい歌声に酔いしれて、本当に素敵な時間でした。ご来場の皆さんは「本当によかった!ありがとう!」と言いながら会場を後にされました。

 

さだまさしさんのコンサートの前に隣の大野城心のふるさと館では、妹の佐田玲子さんが「ふるさと」をテーマに楽しいトークと歌の世界を繰り広げてくださいました。

250人を超える来場者の方々に「雨の中に、よう、こげん集まってくださって、ありがとうございます。うれしか!」「私のコンサートが終わったら、ほら、急いでまどかぴあの兄のところに行ってよかとよ!」と長崎弁のトークは懐かしい“ふるさと色”。大野城心のふるさと館のエントランスは穏やかな懐かしさに包まれました。

さだまさしさん・佐田玲子さん兄妹の2つのコンサートは、2つの館のつながりを深めてくださったような気がしています。隣同士の施設としてこれからどのような連携ができるのか、みんなで考えているところです。大きな課題ですが、楽しみながら進めて行きたいものです。ちょっと寄り道をと、どちらにもお出かけください。

 そういえば、先日のティータイムスペシャルコンサート『音の絵本・朗読と室内楽で描く“宮沢賢治の世界”』のご来場のお客様について、図書館の職員から聞いた嬉しい話。

「コンサートの帰りに宮沢賢治の本を借りる方がとても多くいらっしゃいました。」ですって。

素敵な寄り道だと思いました。

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