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弁護士から見たDVの実態~女性に対する暴力をなくすために~

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弁護士から見たDVの実態~女性に対する暴力をなくすために~

開催日:平成30年11月10日(土)13:30~15:30  会場:301会議室(3階)

 内閣府男女共同参画局は、毎年11月12日から「女性に対する暴力撤廃国際日」である11月25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」の実施期間としています。

 男女平等推進センター アスカーラは、この運動に賛同し、女性に対する暴力の問題への取り組み強化と人権尊重への意識啓発や教育の充実を推進するために、毎年講演会を開催しています。

 今年は、「弁護士から見たDVの実態~女性に対する暴力をなくすために~」をテーマに、セクシュアルハラスメント・DV・性暴力・ストーカーなど女性に関する問題に積極的に取り組んでおられます弁護士法人女性協同法律事務所 弁護士の柏熊 志薫(かしくま しのぶ)先生にご講話いただきました。

 

 講話は、「DV(ドメスティック・バイオレンス)とはどのようなものであるか」から始まり、その形態や具体例、被害の実態、加害者のタイプ・発生メカニズム・被害者への影響などを説明していただきました。また、「デートDV」や「JKビジネス」など若年層に対する性的暴力の話にも触れ、非常に充実した内容となりました。

 講話後は、受講生のみなさんから多くの質問があるなど、DVを身近な問題としてとらえ、理解し、考えていこうとする真摯で熱心な姿勢が強く印象に残りました。

 

≪受講生の感想(アンケートより一部抜粋)≫

○被害者の方への理解、『逃げない選択を責めない』など、自己のできうる限りのフォロー等が必要であると思いました。

 

○対等な関係を築く必要性を実感しました。

 

○女性(女子高校生)に危険性を知らせることや教育が大切であると思いました。

 

○若年層への啓発・教育の中で、踏みこんだ性教育というものが学校でなされているでしょうか。子どもたちは無防備だが、加害者をださない教育も大切だと思います。

 

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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