[No.141] 如月の風、梅の花
更新日2023年02月01日
お元気ですか!
今年は寒い冬になるという予報に覚悟はしておりましたが、先日の寒波襲来には震えました。雪の影響などはいかがでしたか。
2月の風の中で、紅梅や蝋梅の馥郁(ふくいく)たる香りが春への希望を膨らませてくれています。
1月の後半は大ホールに久し振りの特設能舞台、厳かな雰囲気に身の引き締まるような思いに包まれました。
1月26日(木)は、大野城市内9校の小学6年生の皆さんに能舞台で狂言「柿山伏」を鑑賞してもらう時間を設けました。解説付きということもあり笑いながら狂言を楽しんでいて、帰りには「とてもよかったです!」「面白かった!」という声が多く聞かれ、子どもたちが本物の舞台に触れることの大切さを再認識しました。
また、28日(土)は、長い時間をかけて準備と稽古を重ねた「つながる“まどか”能舞台」の本番でした。第一部では、ワークショップ参加者の皆さんが正装で見事な謡を披露されました。
第二部は、東京や大阪から来られたプロの能楽師による「羽衣」。アンケートには「素晴らしかった」「能楽師の方々の佇まいにも感動」「能は初めてだったが、よかった」などという声が重なりました。
まどかぴあの財産のひとつである特設能舞台がひときわ輝いた時間だったような気がします。
さて、まどかぴあの2月はご覧のようにさまざまな事業が続きます。
おとなの楽校は2月11日(土・祝)、「外食はおいしく楽しく快適に」。
外食を満足できるものにする、食のプロ・グルメWEB雑誌編集長:弓削聞平さんによる情報満載のお話しです。お揃いでお出かけください。
2月23日(木・祝)は映画と講演。
映画監督信友直子さんがご自身の両親と向き合う作品
「ぼけますから、よろしくお願いします。」の上映と講演会。
二人の暮らしを、涙で撮り続ける信友さんの思いが胸に迫ります。
「悲しいばかりじゃない、そこには愛がある」という言葉を噛みしめる時間になることでしょう。