2025年11月
更新日2025年11月06日
お元気ですか!
日暮れが早くなり、朝晩の冷え込みや木々の色づきに秋の深まりを感じる頃になりました。
小春日和の午後、金木犀の香りに近づくともう満開、
思わずその香りを胸いっぱいに吸い込んで何回も秋の深呼吸です。
ところで、今年の読書週間の標語は「こころとあたまの深呼吸」だったとか、
読書というのはまさに精神的深呼吸なのですね。
11月9日までのまどかぴあの「図書館へゆこう!!2025年」はお楽しみいただけましたか。
図書館職員ならではの工夫を凝らした取り組みは大好評でした。
「本のバトン〜おすすめの本を交換しませんか〜」は興味深いもので、次回は私も大切な本にメッセージを添えて参加したいと思ったことです。
そして、「図書館おみくじ」、そっと大人用の箱に手を入れて、ドキドキ、ワクワク。
「吉」、「実用特集2の棚から選んでみよう」とあります。
その棚の中から迷いつつも選んだのは『愛しい百人一首』(高木聖鶴著)、
書道家高木聖鶴さんの美しいかな文字の百人一首でした。
高校生の頃、一生懸命暗唱したことを思い出しながらとても幸せな読書でした。
月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど
作者の大江千里は漢詩人、文章博士と言われ伊予国の権守だったそうです。
現代訳は、秋の名月を見ていると、いろいろな想いが去来して心がさまざまに揺れ、悲しみがあふれてくる。秋が私一人だけに訪れたわけではないのだけれど。
日本では平安時代に「秋は悲しい」という感覚が一般化していたとか、この歌はその想いがよく表されています。秋は、誰もが寂寥感に包まれる時期、なぜか物悲しい気持ちになるものです。


















