2024年10月
更新日2024年10月30日
お元気ですか!
実りの秋、まどかぴあのギャラリーモールは、秋の色づきです。
さて、読書の秋ですね。
昭和22年から始まった読書週間、その由来は
「夜の灯りに親しんで書物を広げよう」という中国の漢詩を
夏目漱石が小説『三四郎』の中に引用したこと、
それから、秋に読書をというイメージが一気に広がったといわれています。
ワクワクしながらことば探しの旅へと館内をぐるぐる。
「ことばあそび」、世界には7000もの言葉があるとか。
「ことばクイズ」も面白い!
こちらは、まさに「ことばの箱推し」!
館内に緑やピンクの「箱」がいくつもあり、
その中に元気になれることば「名言」の本が並んでいて、
お気に入りのことばが見つかったら・・・
確かに、自転車は常に漕いでいなければなりません。
私も、時に立ち漕ぎをしなければ前に進まないことが多く、それが生きていくこと、
などと、改めて心に沁みることばを受け入れました。
図書館スタッフの努力で素敵なことばあそびの空間が広がっていて、イチ推しです!
ことばのシャワーを浴びるような時間をごゆっくりご堪能ください!
更新日2024年10月04日
お元気ですか!
新聞に「最も暑い9月、平年より3,8度も高い記録」と、本当に暑かったですね。
やっと朝晩秋の訪れを感じる頃になりました。
これからのさまざまなまどかぴあの秋のイベントにご期待ください!
先月、9月28日は「高畑淳子トークショー」。おかげさまでチケットは完売、多くのお客様をお迎えして、笑い声が大きく響く90分の大ホールとなりました。
「これはウィッグなのよ」と笑顔で登場した高畑さんは美しく明るく元気で前向きで、とても自然で魅力的な方でした。
「なにを聞いてくださっても大丈夫!」ということで、ほとんど打ち合わせもなくトークを始めたのですが、家の中の壁一面にセリフを書いて覚えるシーンをはじめ、お芝居への意気込みなど全身全霊で仕事に立ち向かう姿勢には会場の皆さんの深い頷きが感じられました。
四国香川県から舞台女優になるために上京。これまでの約五十年間の長くて厳しい、そして、楽しい役者人生を語りながら、
「いつの日か英語でお芝居がしたい。その役は、森の中で魔法の薬を作っているようなお婆さんの役がいいなあ」
とこれからの夢も。
確かに、特技は、水泳と英語とありました。
「ひとつ皆さまにお伝えしたいことは、
とにかく、さまざまな文化芸術に触れていただきたい、それもお仲間で。
そして、よかったとかダメだったとかたくさん語り合って欲しいのです。
その時間がとても大事だと私は思うのです」
と力強いメッセージ。
そして、NHKの朝ドラ「舞いあがれ」の祥子ばんばのセリフをお願いしましたが、
「バラモン凧ごたあ、どがんことにも負けんと、逞しく生きるとぞ」
それは、どんな向かい風にも負けずに生きなければという覚悟をも感じるものでした。
面白いことがいっぱいあって、ずっと笑いながらのインタビューでしたが、高畑さんの言葉を今ゆっくり反芻しているところです。