2022年05月02日
更新日2022年05月02日
お元気ですか!
5月の風の中で、山の緑がぐんぐん膨らんでいます。
若葉のエネルギーに負けないように頑張らなければと思う今日この頃です。
まどかぴあの5月の情報誌「アテナ」をごらんになりましたか。
表紙の能舞台はまどかぴあの大ホールの舞台上に組み立てたものです。まどかぴあに能舞台があることをご存知の方もいらっしゃると思いますが、能舞台を持っている公共ホールはめずらしくまどかぴあの財産のひとつでもあります。これまでも一般的な能公演などを行ってきましたが、今回は久しぶりに能舞台を立てプロの能楽師とともに地域の方々が謡(うたい)で参加していただく「つながる“まどか”能舞台『羽衣』」を企画しました。
そこで、「能舞台ワークショップ 能『羽衣』を謡おう!」のご案内です。
ワークショップは、能楽師の指導のもと地域の小学生以上の皆さんに能の謡を練習していただくものです。さまざまな世代の方々が4つのコミュニティセンターでお稽古を重ね、本番の舞台で謡を各地域のパートごとに披露していただく予定です。謡曲経験者はもちろん未経験の方々も大歓迎です。
「羽衣」は、中学2年生の教科書にも載っている、有名な羽衣伝説をもとにした能の演目です。中学生の皆さんも参加してくださったらいいなと思っています。
それぞれの地域で続くお稽古の中で世代間のつながりが生まれ、来年1月の本舞台では4つのコミュニティのみなさんがさらに大きくつながって、能舞台「羽衣」が実現できればと願っています。
ワークショップは、8月のオリエンテーションから始まり12月までに3回のお稽古を予定しています。オリエンテーションでは、能についての基本的なお話や謡についてなど詳しく説明します。興味のおありになる方はぜひお出かけください。お稽古は、能楽師の方々がどなたにもわかりやすく指導してくださいます。
日本を代表する伝統芸能「能」に触れていただく絶好のチャンス、ご参加をお待ちしています。
募集は、6月2日から7月22日まで。
詳しいスケジュールや参加方法などは、情報誌「アテナ」やホームページでご確認ください。
まどかぴあは、5月23日から11月30日にかけて特定天井耐震化工事のため大ホールが使用できなくなります。
そこで、まどかぴあから地域に出かけて皆さんとともに事業を作り上げる市制50周年記念の新しい取り組みです。リニューアルしたまどかぴあ大ホール能舞台での「羽衣」と「高砂」大連吟にご期待下さい。