2016年09月23日
更新日2016年09月23日
日に日に秋の気配が漂ってまいりました、お元気ですか!
まどかぴあも芸術の秋、版画展が10月1日から始まります。
第10回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ入賞・入選作品展覧会です。全国から集まった作品の中から選ばれた素晴らしい作品ばかりです。また、過去9回の大賞作品や池田満寿夫初代館長の作品も展示されます。
まどかぴあ1階多目的ホールへ、是非お揃いでお越しください。
さて、先日は「おとなの楽校」3時間目、大好評の授業は小ホール満席で開催することができました。
原三信病院脳神経内科の藤木富士夫先生による「明日はわが身の認知症」、このタイトルにもそそられたという受講生の皆さんは、とても熱心に聞き入っておられました。
「午後の眠い時間やけど、寝たらアカン!」と関西弁でユーモアを交えながら会場を巻き込み、わかりやすい説明で、あっという間に90分、私たちは笑いながら認知症を学ぶことができたのです。「医学のお話を聞きながらこんなに笑ったのは初めて!」「いやー、面白かった!楽しかった!」と皆さんがおっしゃるくらい会場は笑いに包まれていました。
認知症が増えているのは高齢化が最大要因であるものの、診断がされるようになったこと、そして生活習慣が変化したことなどではないかということです。ひとくちに認知症といってもアルツハイマー病やレビー小体型認知症など様々な種類があるということです。
では、どうすれば認知症になりにくいか?
先生は様々な要因や研究結果を示してくださいましたが、心に残ったのは「勉強するのもよいみたいだ」「体を動かすのがよいみたいだ」「人と関わることもいいようだ」「やはり生活習慣病を抑制することが大切」「眠ることも重要である」・・・などなど。受講生の皆さんのメモは膨らみました。
そして、「万能薬はない(薬は微力)」ということですから、食事に気を付けること、ちゃんと運動をすること、生活習慣病にならないように努力することなど、学んだことをちゃんと実行に移すことが大事だということがよくわかりました。
家族が気付いた初期変化については、
同じことを何度も言う、置き忘れ・しまい忘れなどの物探し、物の名前が出てこない、道に迷う、興味や関心の喪失、薬の管理ができない、など。
やはり、おかしいと思ったら診てもらったほうがいいよ!ということでしたよ。
自助努力を怠ってはならぬとしっかり自分に言い聞かせました。頑張りましょう。