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2015年10月20日

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2015年10月20日

[No.57]深夜放送同窓会、いい時間でした

更新日2015年10月20日

お元気ですか!

まどかぴあの秋も盛りだくさんで、大賑わいです。いつも、ありがとうございます。

 

5回目となった深夜放送同窓会、多くのお客様をお迎えしてとても盛り上がりました。

 

お越しになった方はお気づきになったことでしょうか?

まず素敵な入場門でお迎え!

そして、大ホールの入り口は音楽と世の中の出来事年表。

そして思い出の曲へのメッセージの“りんごの木”、その他あちこちにこのイベントへの思いが重なりました。すべてが実行委員さんの手作りなのです。今回も57人の皆さんの大きな思いの集大成になったような気がしたくらいです。本当によく頑張ってくださいました。半年以上前から皆さんと会議を重ね、出演者の方々のことから事業の内容までじっくり話し合いました。準備に入ると、それぞれの得意分野を出し合いながらの作業、その動きは素晴らしいもので、わたくしはいつも感謝の気持ちでいっぱいでした。チケットを販売することから、当日の運営まで、赤いTシャツ姿の実行委員さんは全力で走り回ってくださいました。心から感謝申し上げます。

 

さて、本番は素晴らしい流れでした。

井上悟さんのナレーションであの時代をたどりながら、アーティストの歌声を聴く…、その繰り返しはとてもいいものでした。映像に映し出された1970年代のニュースや出来事の向こう側にそれぞれの思い出があって、何とも言えない懐かしさに包まれるのです。そして、そのうちにやさしい歌声が、打ち寄せる波のように重なって聞こえて。「映像を見ながら、曲を聴きながら、あの頃のことを思い出して、その中に浸っていたら、あっという間の3時間でした」という声がありましたが、皆さんが穏やかな表情でステージを見つめて下さっていました。

毎回出演してくださる佐田玲子さん、そして永井龍雲さん、イルカさん、それぞれのステージは充実した素晴らしいものでした。じっくり聴き入って、3人のアーティストの方々の実力に感動しました。そして、コンサートの根底に流れていたテーマが不思議なくらい重なっていて、トークをさせていただいた私も驚いたことです。故郷、父、母、思い出、生きること、明日へ…、会場のみなさまがたが穏やかな思い出色に包まれながら過ごしてくださっていることがステージ上からもよくわかりました。

フィナーレはおなじみ「みんなで歌おう」、実行委員さんもステージに上がって会場いっぱいで「夢を持て」と合唱しました。懐かしさの中から明日への力がうまれ、そして仲間や家族とともに生きていることの幸せを改めて考えさせられた「深夜放送同窓会」でした。

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