ホーム

館長の部屋

[No.022]「おとなの楽校」開校しました!

館長の部屋 詳細

[No.022]「おとなの楽校」開校しました!

更新日2013年05月13日

 3年目を迎えたまどかぴあ市民大学「おとなの楽校」、5月9日大勢のお客様を迎えて開校しました。

 博多座で公演中の「女たちの忠臣蔵」の舞台で昼公演を終えたばかりの西郷輝彦さんと鹿児島大学名誉教授で歴史学者の原口泉さんを迎えての1時間目特活講義。

 はじめに原口先生の「赤穂義士の時代」、レジュメを見ながら勉強の時間です。江戸、元禄「忠臣蔵」の時代背景をわかりやすくお話しして下さいました。

 そして、30分後西郷さんの登場! 会場は始まる2時間半前から並んで下さったファンの方々を始め皆さんの大きな拍手と歓声に包まれました。何と言っても元アイドル歌手、橋幸夫さん、舟木一夫さんとともに御三家として大活躍でしたね。今、芸能生活50周年、そのコンサートツアーの真っ最中でもあるそうです。

 あの頃と変わらずハンサムで、スマートで、私はナビゲーターとして近くでお話を伺うことができて有り難いことでした。年齢を重ねることの素晴しさ、そのお手本を見せて頂いたような気がします。

 

  博多座の舞台で大石内蔵助役を演じながら感じることをたくさん語って下さいました。「忠義や大義のために命をかける男たちはそれでいいかもしれない、しかし、その陰で女たちはその後の人生を生きなければならない。生きることの方が苦しいのだ・・・本当にそうなのだと思うのですね。この台詞に思いが重なります」としみじみ話しをされました。

 石井ふく子さんの、女性の立場から忠臣蔵を描けないものかという思いを受けて、「あたし、是非書いてみたい」と橋田壽賀子さんが手を挙げて書かれたのが「女たちの忠臣蔵」なのです。ハンケチ10枚くらい涙を流しますよと言いながら書かれた橋田さんの言葉どおり、「女たちの忠臣蔵」は博多座の客席を感動の渦に巻き込んでいます。もちろん演出は石井ふく子さん、高島礼子さん、高橋恵子さん、一路真輝さんをはじめ豪華な出演者の方々にも驚きました。5月26日(日)までの公演、是非生の舞台を感じて頂きたいものです。  

一覧にもどる

PAGE TOP