ホーム

館長の部屋

2013年05月

館長の部屋 バックナンバー

2013年05月

[No.023]「中川晃教さんに会いました!」

更新日2013年05月29日

 お元気ですか!若葉が輝いて美しい5月、まどかぴあも様々な事業のスタートに大わらわです。間もなく加藤登紀子さんのコンサート、そして総合美術展へと、楽しみなものばかりです。

 

 そして、6月21日にチケットの友の会発売が始まる「あかい壁の家」への動きが始まりました。これは、渡辺えりさんの最新作、出演者のお顔触れも大変にぎやかでもう今から多くの方々が楽しみに待ち構えてくださっています。音楽劇ということ、どんな舞台になるのでしょうか。 

 

 その出演者の中でも若者たちに大人気の中川晃教さん、彼は俳優でありシンガーソングライターとしても今注目されているアーティストです。実は、先日、その中川さんとRKBでばったり出会ったのです。ご本人も8月のまどかぴあの公演をとても楽しみにされていて話が盛り上がり、急きょ私の担当番組に出演していただきました。

 

 RKBラジオ土曜日午後5時05分からの「林田スマのお母さんにバンザイ」という番組を録音しましたが、とてもよいお話でした。ご自身のお母さまとの思い出を語っていただく番組でもう15年以上も続いているものですが、中川さんのお話は興味深く素晴らしいものでした。そして、この写真の笑顔、素敵でしょう!礼儀正しく爽やかな若者で私はすっかりファンになってしまいました!

 

 仙台出身ですから今「みやぎ夢大使」、小さいころからピアノを学び小学生のころから作曲をしたり音楽の道へのスタートは早かったのだそうです。その源はお母さま、ご本人が古賀正男さんについて歌手を目指していらしたこともあり最高の応援団長だったようです。いつも支え守ってくださったお母さまへの思いを熱く語ってくださいました。プレゼント曲はお母さまの大好きなマイケル・ジャクソンの曲を御自身の歌で!素晴らしかったですよ。

 

 中川さんの新しいアルバムを聴いて感動しましたが、クラシックとポップスを融合した素晴らしい出来上がりなのです。30歳になったばかり、この若さと才能でこれから大きく羽ばたいていかれることでしょう。8月29日午後7時からの公演にご期待ください!

[No.022]「おとなの楽校」開校しました!

更新日2013年05月13日

 3年目を迎えたまどかぴあ市民大学「おとなの楽校」、5月9日大勢のお客様を迎えて開校しました。

 博多座で公演中の「女たちの忠臣蔵」の舞台で昼公演を終えたばかりの西郷輝彦さんと鹿児島大学名誉教授で歴史学者の原口泉さんを迎えての1時間目特活講義。

 はじめに原口先生の「赤穂義士の時代」、レジュメを見ながら勉強の時間です。江戸、元禄「忠臣蔵」の時代背景をわかりやすくお話しして下さいました。

 そして、30分後西郷さんの登場! 会場は始まる2時間半前から並んで下さったファンの方々を始め皆さんの大きな拍手と歓声に包まれました。何と言っても元アイドル歌手、橋幸夫さん、舟木一夫さんとともに御三家として大活躍でしたね。今、芸能生活50周年、そのコンサートツアーの真っ最中でもあるそうです。

 あの頃と変わらずハンサムで、スマートで、私はナビゲーターとして近くでお話を伺うことができて有り難いことでした。年齢を重ねることの素晴しさ、そのお手本を見せて頂いたような気がします。

 

  博多座の舞台で大石内蔵助役を演じながら感じることをたくさん語って下さいました。「忠義や大義のために命をかける男たちはそれでいいかもしれない、しかし、その陰で女たちはその後の人生を生きなければならない。生きることの方が苦しいのだ・・・本当にそうなのだと思うのですね。この台詞に思いが重なります」としみじみ話しをされました。

 石井ふく子さんの、女性の立場から忠臣蔵を描けないものかという思いを受けて、「あたし、是非書いてみたい」と橋田壽賀子さんが手を挙げて書かれたのが「女たちの忠臣蔵」なのです。ハンケチ10枚くらい涙を流しますよと言いながら書かれた橋田さんの言葉どおり、「女たちの忠臣蔵」は博多座の客席を感動の渦に巻き込んでいます。もちろん演出は石井ふく子さん、高島礼子さん、高橋恵子さん、一路真輝さんをはじめ豪華な出演者の方々にも驚きました。5月26日(日)までの公演、是非生の舞台を感じて頂きたいものです。  

PAGE TOP