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館長の部屋

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[No.113]新年あけましておめでとうございます

更新日2021年01月04日

お健やかに新しい年をお迎えのことと存じます。

旧年中は大変お世話になりました。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

昨年は、コロナ禍という思いがけない出来事に直面し右往左往、誰もが初めて経験することばかりだったような気がいたします。

まどかぴあも、事業の中止や延期、休館という厳しい現実と向き合いながら過ごした年でした。

新しい年は、新型コロナウイルス感染症の収束を願いながらスタッフ一同前向きに頑張ってまいりますので、温かいお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

1月から2月にかけては各担当で多くの事業を予定しております。

 

「おとなの楽校」4時間目は「日本絵画の旅、海外との往還」、安土桃山から江戸時代にかけて日本の絵画が世界との親善大使の役割を果たしていたという興味深いお話です。

図書館では「図書館へゆこう!!2021年」、お子さん向けをはじめ多彩なプログラムでお待ちしています。

男女平等推進センターアスカーラでは実行委員会のみなさんと一緒に第4回男女共生フォーラムに向けて準備の真最中です。

生涯学習センターはこの季節ならではの日本酒や手まり作りなどの楽しい「短期講座」をいくつも予定しています。

文化芸術振興担当は、大ホールの特設能舞台で能舞音楽劇「義経記」や「音で楽しむ能の世界」、そして、今年の「深夜放送同窓会」は、初めての試みRKBラジオとのコラボで6時間の生放送でお届けします。ラジオカースナッピーがまどかぴあにやってきてRKBのスタジオとの二元放送になります。ぜひ、見学にお越し下さい。

 

日時など各事業の詳しいことは、ホームページやまどかぴあ情報誌アテナでご確認ください。

 

コロナ禍、厳しい状況ではございますが、スタッフ一同、感染対策を万全にしながら頑張って取り組んで参りますので、ご安心のうえまどかぴあの事業にご参加くださいませ。

新しい年も、ご来館を心よりお待ちいたしております!

[No.112]霜月ですね

更新日2020年11月02日

お元気ですか!

秋の終わり、そして朝晩は冬の始まりを感じる今日この頃です。

しかし、この引き締まった冷たい空気が紅葉を美しくするのだとか。山々はもちろんのこと街路樹も色付いて美しい季節になりました。

ただ、新型コロナの感染拡大がまたまた気になる季節でもあります。ヨーロッパの爆発的な感染拡大、日本でも雪が降り始めた北海道の状況を含め油断大敵です。とにかく、密を避けて、手洗い、うがい、マスク着用を守って乗り越えましょう。

 

まどかぴあでも、皆さまに安心して参加いただけるように様々な感染対策をしながら開催できる事業にスタッフ一同力を入れています。「シネマランド」や「おとなの楽校」、そして白石加代子さんの「百物語」などなど、11月は大忙しです。ホームページで詳しくご案内しておりますので是非ご参加をお待ちいたしております。

 

そして、昨年からスタートした「大野城ウィンターイルミネーション」は11月22日まどかぴあ 南側広場で点灯開始です。今年は、大野城市内のいくつかのイルミネーションを巡るという企画もあり、さらに楽しんでいただけそうです。ご期待ください。

まどかぴあの館内も、いつものようにボランティアグループ「かざり隊」の皆さんによるランタンのクリスマスツリーをはじめ、まどかぴあらしい温かい飾り付けで冬の感動をお届けしたいと思っています。

 

今年は、新型コロナの感染拡大による自粛の連続で、思い切って出かけることもままならず、私自身も何だか物足りない気がしています。先日お会いした方は、「春も夏も何の思い出がないまますぎて、もう年末に向かうのかしら」とちょっと寂しそうに仰っていました。そのような方々にも大野城のイルミネーションとクリスマスの飾り付けを楽しんでいただけたら幸せです。

 

先日、昭和女子大学理事長で『女性の品格』などの著書で有名な坂東眞理子さんが『老活のすすめ』という新刊を送ってくださいました。そのまえがきにはこうありました。“「老活」をなんと読みますか。ろうかつ?おいかつ?私は「おーい、カツ!」と呼びたいと思っています。「おーい」と気弱になりがちな自分にカツを入れ、人生のかけがえのないステージである後半期を幸せに生きていきましょう”と。

また、人生幾つになっても「かきくけこ」を目指そうと書かれています。

 

「か」感動「き」機嫌よく「く」工夫「け」健康「こ」交流、貢献

 

萎みそうになっていた私の心にカツ!を入れていただいた気がしました。

 

年末にかけて慌ただしくなりますが、まどかぴあ の様々な情報に耳を傾けてください。

そして、新しい年へのパワーを、是非ご一緒に!

[No.111] まどかぴあの、“とっておきの秋”がはじまりました!

更新日2020年10月01日

お元気ですか!

あれほど暑かった夏が台風10号とともに去ってしまったようで、秋の訪れがいつもより早いような気がいたします。

コロナ禍、新しい生活様式を取り入れながらの暮らしは慣れないことばかりですが、頑張って感染予防に努めたいと思っています。

 

さて、まどかぴあでは、“とっておきの秋”のはじまりです。私たちまどかぴあの財産である池田満寿夫初代館長の作品が並ぶ“版画コレクション展2020”がスタートしました。会期は10月12日まで、1960年代の作品から年代を追って池田満寿夫ワールドが会場いっぱいに広がっています。

「まどかぴあの初代館長が池田満寿夫さんだったなんて!」と、今でも皆さんが驚かれるのですが、平成8年4月のまどかぴあオープンの日、「この街が大好きだから、皆さんと一緒に頑張ります・・・」というステージでの館長挨拶を聞きながら深く感動したことを思い出しました。

まどかぴあの中をあちこち歩きながら、ひょいと空いた席に座って何か描いておられた姿や、階段の踊り場で、女性センターで働いていた私に「よろしくね」と言ってくださった声までもが蘇ってくるようです。

 

その一年後の訃報は、女性センター(現男女平等推進センターアスカーラ)のフォーラムのイベントの時に届き、大きなショックを受けました。63歳という若さで逝ってしまわれましたが、まどかぴあには測り知れないほど多くの財産を残してくださいました。その中の版画作品約80点の中から、会場には選りすぐりの30点が展示されています。

佐藤陽子名誉館長からの心いっぱいのメッセージを読んでいただきながら、作品との語らいを楽しんでください。

 

様々な分野で国際的な作家としてパイオニアだった“池田満寿夫”の熱き動勢に触れていただく絶好のチャンスです。会場で、ごゆっくりその版画作品に向き合っていただきますよう、ご案内申し上げます。

 

感染対策は万全です。もちろん、入場無料、会期中は何度でもお出かけくださいませ。

 

また、会場には、プレス機など版画制作の道具を展示しています。

10月4日(日)は、午後2時から、九州産業大学芸術学部教授、古本元治先生のギャラリートークを予定しています。(無料、申し込み不要、当日参加可)

[No.110] 大野城の希望の星に会いました!

更新日2020年09月01日

お元気ですか!

厳しい暑さが続いた8月、体温より高い気温とマスクに息苦しさを感じるほどでした。コロナ禍、熱中症にも気を遣いながらの日々、まだまだ気を抜けませんね。

 

まどかぴあではウィズコロナでの事業のやり方を模索しながら、前を向いて頑張っています。

先日は、男女平等推進センターアスカーラの男女共生講座の一回目を、多目的ホールで適切で安全な距離をおき限定45人の受講生の方々とともに無事終了しました。実行委員さんたちが初回に選ばれた講師は日巻寿夫さん、『終わらないジェンガ』で九州芸術祭文学賞を受賞した若き小説家、なんと大野城市在住の方なのです。そして、ご自分のことを「主夫」と表現されるわけですから、とても興味深いことでした。西日本新聞の「ひと」でその受賞のことは知っていましたが、爽やかな好青年の登場に多目的ホールは感動に包まれました。

この文学賞は1970年に発足して50回目という節目の年、地方でこのような文学賞が続いているというのは珍しいのだそうです。今も選考委員のお一人である五木寛之さんはその第1回目の選考会では江藤淳さん、安岡章太郎さんと激論を交わしたのだと選評に書いておられ、この文学賞の歴史を深く感じたものです。

日巻さんによる1時間の講演、その後30分くらい私とのトークという形での講座だったのですが、素晴らしいお話で会場の方々は聞き入っておられました。「ぼく、講演会というのは初めてなので、家で1時間ひとりでしゃべってみたのですよ」と、その話の運びはさすがでした。

大学時代の同級生と結婚、パートナーが家計を支え、家事は分担するという形で執筆中、「家族は共同戦線を張っているので、家計が成り立てばどんな形でもかまいません」と。

2歳のお子さんとの暮らしは「もう、かわいくて、かわいくて。食事をするときも、寝るときもずっと一日中かわいい!を連発してます」「主夫でいることに、周りの人の反応は、様々。時にお父さん偉いね!なんて言われますが、特別なことではないですね」と、とても自然体のパパなのです。

そういえば、ずいぶん前に、男女平等推進センターで登山家の田部井淳子さんをお呼びしたことがありますが、そのときのことを思い出しました。一緒に出演して下さったパートナーは「妻が山に登り留守が多く、私がスーパーマーケットで子どもと買い物していたら、近所の人にお父さんかわいそうに!なんて言われたりしてね」とおっしゃったことを。

 

今、買い物中のお父さんに「かわいそう」という人はいないかもしれませんが、「えらいね」と思われるのでしょうか。私たちの意識の奥にまだくすぶっている固定的性別役割分担意識、男性は仕事、女性は家で家事育児という考え方を振り返ってみる必要がありそうです。いま日本で、性別役割分担について賛成という人は半分弱、もちろん反対という方が増えていますが、諸外国に比べれば圧倒的に賛成が多いのです。

日巻さんのお話は、そんな固定的な考え方をさらりと変えるような爽やかな風を感じるものでした。「大野城市は本当に住みやすくていい街です。楽しんでいます。これからどんどん書き続けます」という表情に、会場は応援団を約束する拍手でいっぱいになりました。

 

大野城市にこんなすてきな若い作家が歩いてらっしゃるのです。本当に楽しみですね。

 

*まどかぴあ図書館の『文學界』4月号に日巻さんの『終わらないジェンガ』が掲載されています。

[No.109] 暑中お見舞い申し上げます

更新日2020年08月03日

お元気ですか!

コロナ禍の夏休み、「里帰り、やめました」「お盆には誰も帰ってきません」という声が多く聞かれます。故郷のぬくもりを楽しみにしていた若いご家族にとって、また、お孫さんの成長ぶりを心待ちにされていた方々にとっても、何とも言えない寂しく落ち着かない夏の日が続きます。

 

こんなときこそ、近くの人々と支え合って、この時期を何とか乗り越えなければなりません。しかし、私たちは今、近づいて親しく話すことも憚られ、人間的つながりが確認できない寂しさやもどかしさに包まれています。電話やネットなどでそれぞれの思いを確認しながら過ごすしかありませんね。声をかけあって、つながりを確認し、そのことに安心しながら、心の健康を保つ努力が必要かもしれません。また、自粛という中での運動不足解消も必要ですから、上手に工夫して体を動かすことを考えましょう。また、笑うことも少なくなったこの頃、私は友だちとの長電話が最高のストレス解消、友情に感謝の日々です。新しい生活様式の中、暮らしの中での新しい発見を求めてコロナ禍を乗り越えましょう。

 

このところ新聞にも大きく取り上げられるようになったワクチン開発の記事に希望をつなぎながら、終息を祈るばかりです。

 

先日は、まどかぴあで「おとなの楽校」と「ティータイムスペシャルコンサート」を開催しましたが、おかげさまで無事に終えることができました。スタッフは何回もシミュレーションを繰り返し、消毒、検温、マスクの着用、密を避けるために入場や退場にも制限をさせていただきましたが、すべての面で皆さまのご協力を頂き順調に動きを進めることができました。「まどかぴあご利用のお客様は、粛々と動いてくださり本当に素晴らしいと思いました」とあるスタッフが感動していました。皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。

 

「おとなの楽校」では、中村哲先生と現地で30年以上活動された藤田千代子さんの講演、さまざまな出来事を映像とともにその活動状況をしっかり伝えて下さって、心に迫るものがありました。「中村先生の写真があまりにもたくさん出てきたものですから」と講演時間いっぱいのお話、いまでも中村先生がアフガニスタンにいらっしゃるような気になったものです。夜は静かにモーツアルトを聴いておられたとか、アンケートには中村先生の偉大な功績に対する感動のお声が重なっていました。

ペシャワール会の方々が当日お手伝いに来て下さいましたが、たくさんの受講生の方々からの募金に感謝しながらこれからの活動の継続を誓っておられました。

 

まどかぴあでは、新型コロナの感染状況を判断しながら、これからの活動を模索してまいります。情報紙アテナやホームページからのご案内にもご注目下さい。

 

厳しい暑さがやって参りました。どうぞ、お元気でお過ごしください。

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